ストライク、一発、ストライク。
林由美香が亡くなる1年前の作品。林由美香のすごさはこれを観たらわかる。見た目はどう見ても30超えてるのに、たまに少女のようなあどけなさが垣間見える。それもどこか危なかっしい魅力。
こうだからこうなったという過程が1から4まで、そして5が結果だとすると4がない。シーンのすっ飛ばし方が気持ちいいのがいまおかしんじ監督作のテンポなのだろうか。淡々としてると言ってしまっていいほどの日常に少しおかしな(現実ではありえない)シーンが挿入されてるのに映画を通して描かれてるのは日常だといえる。これもいまおかしんじ監督が紡ぎ出す映画の魅力なのだろうか。
劇中で「今は携帯の時代なんだから」というセリフが似つかわしくないくらいの昭和的な雰囲気、90年代80年代、いや70年代？
こんな凄い作品が今GYAO!で見れちゃうの、本当にいいの...？？
