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トゥ・ザ・ワンダーのkureaのレビュー・感想・評価

トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)
3.1
海外のシャレたCMを詰め込んだみたいな
映像が永遠と流れてるみたいな
映画だった。
エモいしオシャレで目の保養にいい
フィルム映画みたいな。

信仰が絡めてあるからより難しくて
セリフというセリフもあるはあるけど
あるようでないようなもんだし
ほぼナレーション?が吹き込まれてあって
役者陣は感情と表情の演技って感じ。
内容もこの作品の意味も
最後まで分からなかったけど
役者陣の感情も表情も
表現がちゃんとなされていたのでよかった。

作品自体はよく分からなかったけど
感じたのは期限のある愛も存在するのかなってこと。
今までは恋に期限は付き物だけど
愛には期限ないと思ってた。
でも愛にも期限が生ずることってあるよね。
存在している時は強くて固いけど
壊れる時はアッサリ壊れて
いつかはそれすらなかったようなものに
なってしまうこともあるから脆い。

それに義務になり得ることも確かにある。
想像しやすいのは身近にいる家族とかって
愛する存在だと思うけど
その距離の近さとか当たり前が
だんだんそうさせてしまうこともある。
家族だから愛さなきゃいけない、
愛して当たり前みたいな。

私にとって家族はなんだかんだで
愛する存在であると思う。
けれど現実、それぞれ事情によって
それが本当のものでなくて
中には愛情を注がれない子もいたりするし
逆に望まないタイミングで授かったり
タイミングは違えど愛着が沸いて
生きる意味になる人もいる。
でも生きる意味になったはずなのに
だんだん邪魔になって逸れた道にその人が
向かっちゃえば愛することが義務になることもあったりして
作品自体と話は逸れてしまったけど
いろんな現実を重ねた時に義務になることも
確かにあるなあと感じた。
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