ニクガタナ

トゥ・ザ・ワンダーのニクガタナのレビュー・感想・評価

トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)
3.2
作家志望の男がモン・サン・ミッシェルで出会ったシングルマザーと恋に落ち、アメリカで一緒に暮らし始めるも、愛の深さゆえにケンカになり、やがて心が離れて行くなか、学生時代の友人の女性と再会していい感じになるという、正直どうでもいい話。美しいロケーションで美しく撮ったテレンス・マリック節全開の恋愛劇。撮り方や編集などやってることは「ツリー・オブ・ライフ」とあまり変わらず、二番煎じ感があった。前作のテーマは家族だと思うが今回は男女の愛。なのかな?。オルガ・キュリレンコも、レイチェル・マクアダムスも美しく、映像的に素晴らしいとは思うが、主演のベン・アフレックがあまり好きじゃないせいもあって、全く乗れなかった。バビエル・バルデムも作劇上居ても居なくても良さそうな神父の役で、メインキャスト扱いはなんだかなぁ。
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