くわまんG

モンスタートラックのくわまんGのレビュー・感想・評価

モンスタートラック(2016年製作の映画)
3.5
あらすじ:トレマーズでETをやったよ!

惜しくも『ヒックとドラゴン』になれなかった、ファミリー向けクリーチャーアドベンチャー。

流れが強引で、起伏の少ない脚本が残念。その主因は、主人公の孤独感や疎外感の不足。「何としても唯一の親友(クリーチャー)の力になりたい」という心の動きについて行けないんですね。

そもそも、メカオタクだけどイケメンで実は女子人気高い、って元のステータスが高過ぎですわな。親との確執も、まぁどこのご家庭にもあるレベルですし。

ただ、和解先が実父じゃなかったのは良かったですね♪見覚えあるなと思ったら、『プライベートライアン』のスナイパーでしたねぇ、ハマってました。

クリーチャーは、猫バスとグラボイズを足して2で割った感じで、キモ可愛いですね!一番のみどころは、やっぱり鵯越でしょうか。ピロピロ触手でピョンコピョンコ崖を駆け降りるピックアップトラック、ワクワクしますね~☆飛んでったタイヤを拾うところとか、ねー♪

総製作費150億円でなければ、そこまでディスられることもなかったであろう佳作でした笑