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悪女の構図のHKのレビュー・感想・評価

悪女の構図(1989年製作の映画)
2.5
「ここに来てからというもの、わたしは迷路のネズミよ!」と今朝ジェニファー・ジェイソン・リーのヨメハンに言われて凹んだティム・マシスンの大工は、帰宅して大サーヴィスするも、夕食のワインには毒が盛られていたのだ。リーはウィリアム・アザートンの愛人と夫殺害計画を立てていた。やったか?夫は埋葬されて完全犯罪は成立した・・・と思われたのだが、墓からマシスン、呼ばれてないのに飛び出てジャジャジャジャーン!というこのTVMがトンデモなのは、死んだはずの男が墓から蘇るからじゃない。頭の妻の台詞、これが実はあまりに大胆なクライマックスの予告だったからだ。マシスンが大工であることを忘れるな。気が付けば地下に閉じ込められていた妻と愛人。やがて扉は開け放たれ、そこには・・・迷路。フランク・ダラボンは、んなアホな作品で長編デビューした。
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