私は予想外に涙してしまった。そして、みなさんがインド版「アイ・アム・サム」と仰っているのを鑑賞後に知り、納得！
でも、インドという国の事情がちゃんと反映されている。
途上国では障害をもった人は冷遇されることが多い。インドもそういう面を持っている国だし、男性優位の社会であることなどが、観ていて感じ取れるはず。
また、知的障害をもっている人の特徴も表現していたのだと思う。力が異様に強いとか、健常者が思っている以上に物事を理解しているとか。
中盤までは、映像に一貫性がない印象を持ったが、それはインド映画ならではとして受け取るのがいいのかな。
クリシュナの演技がよかったし、ニラーも可愛い。
法挺での村人の証言、手遊び、コンテスト、エンディング、薬を買ってきてあげるシーン…感動したり微笑ましいシーンが何度もあった。
インド映画は初心者。だからこそ思うのは、入門編に向いている映画ではないかと。
歌って踊って、上映時間も長い！そんなイメージのインド映画だけど、これは多少の歌がある程度だし、インド映画にしては短い方？で、引き込まれやすい物語だから集中力ももつと思う。
