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神さまがくれた娘のfieldのレビュー・感想・評価

神さまがくれた娘(2011年製作の映画)
3.6
微妙だったと聞いてたけど、結果凄く良かった。
知的障害のあるクリシュナのニラー探しから回想する山間の長閑な街での暮らし。産前からの成長は歌を中心に、年少の娘ニラーちゃんかわいいし二人だけの生活は微笑ましい。ヴィクラムさんは踊る〜より断然こっちの方がいいな。妻に不孝があった時の表情も何とも言えない良い顔だ。

弁護士ヴィノードはレモにも出てるサティッシュさんか、バタバタしたコメディ担当が似合うけど後半は真面目にベテラン弁護士のナザルさん相手の法廷劇。弁護士主任アヌのアヌシュカさんは凛とした強さのある佇まい。法廷の駆け引きよりも父娘での手話に固い絆が見えてグッと来た。

正しく生きれば味方が増える。障害云々関係なく真面目にという意味で。エンドロール後は支援を受けながらでも頻繁に会うか、結局父娘睦まじく暮らして行くように思える。そうあって欲しい。
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