猿山リム

ゾンビ・ストリッパーズの猿山リムのレビュー・感想・評価

ゾンビ・ストリッパーズ(2008年製作の映画)
3.7
 「巨乳ドラゴン」鑑賞後、「ゾンビ要素」+「ストリッパー要素」つながりでまだ観ていなかったこの作品を鑑賞。
 
 軍が死なない・・・死んでも使える兵隊としてゾンビ薬を開発。
 違法ストリップ小屋のストリッパーに感染。
 ゾンビパワーで人間技ではない踊りで客たちを魅了。
 ・・・まぁ、そんな映画。

 元ネタとしてフランスの戯曲を下敷きにしているらしい。
 そこここに社会派然と風刺をちりばめ、哲学の問題を語る。
 非常に堅苦しいゾンビ映画のはずなんだが・・・それらを吹き飛ばして余りある、バカバカしさがバランスを取っている。
 安っぽいアングルや構成も、演出なんだろうな。

 こんなタイトルでもあり、おっぱいシーンは多く、ゾンビ女性のキャットファイトなんかも愉しめるが、ポルノ映画的なスケベ要素は希薄。
 社会派ネタに感心しつつ鑑賞するもよし、バカバカしさそのものを愉しむもよし。
 わたしは後者だったけどね。

 特典にメイキングや未公開シーン。
 オーディオコメンタリーもアリ。
 未公開シーンにも音声解説付き。

 機関銃で微塵にされるシーンがお気に入り。
猿山リム

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