2つの理由から観るのを敬遠していた作品。
理由①いつもタイトルを「"ビッチ"・パーフェクト」と誤読してしまい、ビッチが出てくる映画なんて観たくねーよとテンションが下がってしまうから。
理由②アナ・ケンドリックの、ネズミみたいな齧歯類みたいな口元が苦手だから(好きな人、すみません)。
だけど、歌は好きだよ!!
という事で遅ればせながら鑑賞。
音楽プロデューサーになる事を夢見るベッカ(アナ・ケンドリック)は、父親が教授を務めるバーデン大学へ入学する。シャワールームの鼻歌を聞かれてしまった事で、大学の女性アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」に加入したベッカは、個性的な仲間達と共に全国大会を目指すが—— 。
スクールカーストやらルッキズムやら、ちょっと一昔前の学園ノリ。これはもう時代の流れだから致し方ないかな?
超面白いレベル・ウィルソン演じる役名が、"ファット"・エイミーだもん。え?悪口?
仕切りたがりのリーダーが絶妙にウザい。
そして、出た出た、アダム・ディヴァイン!!ベッカ達のグループに立ちはだかる男性アカペラグループのリーダー役だけど、お約束通り彼も下品。
アメリカ映画ってゲロ吐けば面白いと思っている節あるよね?ま、面白いんだけど。本作でも、ケルヒャーの水圧洗浄機みたいな勢いでゲロexplosion。
ストーリーは良くも悪くも王道of王道。
個人的にはそんなにノレなかったけど。
音楽にはノレちゃうんだよなぁ。
ブルーノ・マーズの「Just The Way You Are」等、お馴染みの洋楽をパーフェクトなピッチ(音程)で、声を重ねて響かせるハーモニーは純粋に美しい。