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麦子さんとのAQUAのレビュー・感想・評価

麦子さんと(2013年製作の映画)
3.6
【ザックリ物語解説】
両親が別れ兄と共に二人で暮らしていた、父が亡くなって2年経ったある日麦子と憲男の元へ母、彩子が現れ一緒に暮らしたいと提案してくる、
最初はつっぱねていた兄妹だったが実は生活費として毎月15万円を母が仕送りしてきており、その母も毎月の生活費の捻出は厳しくなってきたという現状があり三人は暮らしはじめることになるが・・・

堀北真希さんが主演で母親役を余貴美子さん、兄役を松田龍平さんが演じてます、堀北さんの母親に対する冷たい仕打ちの演技と母親の若かりし頃、麦子と瓜二つの彩子のほがらかな柔らかい演技と演じ分けが観れます。

監督は吉田恵輔、現実の中でのコミカルな空気をだしつつも、現実の非情さ、切実さの表現が上手な監督だと思います。

映画.com参照
「純喫茶磯辺」「さんかく」「ばしゃ馬さんとビッグマウス」など独特のユーモアセンスにあふれた作品を手がける気鋭・吉田恵輔監督が、堀北真希を主演に迎え、実体験もまじえながら母子の愛情を描いたオリジナル作品。声優になることが夢のアニメオタク女子・麦子は、無責任な兄の憲男と2人暮らし。そんなある日、麦子たちが幼い頃に家を出たまま音信不通だった母親の彩子が突然現れ、同居することに。自分勝手な母が許せず戸惑う麦子だったが、実は病魔に冒されていた彩子は、ほどなくして他界してしまう。麦子は納骨のため母の田舎を訪れるが、若かい頃の彩子とそっくりな麦子は町の人々に歓迎され、それまで知らなかった母の一面を知る。兄の憲男を松田龍平、母の彩子を余貴美子が演じる。挿入歌として松田聖子の代表曲「赤いスイートピー」が初めて映画で使用されている。

2013年製作/95分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
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