【母への想いはやっぱり強し】
ヒメアノ〜ルの印象がつよすぎて、吉田恵輔監督作品はなぜかシーンの端々にノワールの要素や布石を勘繰ってしまう自分がいますが、本作はそんな期待をいい意味で裏切ってどストレートなヒューマンドラマですが、やはりおもろい！
《ここからはネタバレ》
幼い自分を置いて家族の元を去った母親が時を経て父親の死からまもなく自分の前に現れ同居の話しを持ちかける。当然、母親と認めることはできない人と一緒に住むなんて考えられなかったが、結局同居することに。しかし母親は重い病を抱えており程なくして他界した。母の49日に母方の墓へ納骨するため、一路母親の地元へ訪れることに。そこで若かりし頃の母親を知る人たちと触れ合うことをきっかけに幼い自分を置き去りした母親への気持ちが徐々に移り変わっていく。超ド級の美人でアイドル目指して上京した女性が、なぜか結婚しふたりの子供を授かることを選択したのか…。いつしか母への想いでいっぱいになった娘の頬には哀しみの涙が😭
