自分が生まれる前にこんな作品がのさばり、こんな怪物がはびこっていたとは。
ストーリーなんて物は、もはや皆無でおおよそ''暴力''という解釈だけが傍若無人に暴れまわっている。
主演はただの怪物、名前は…
中盤からの展開が怖すぎて引きこまれた。殺人鬼なんて何を考えてるのかさっぱりなはずなのに、伊達の人生の背景にあるものが徐々に見えて来て、誰でもこんな風になり得ると言うかのような描き方がほんとに怖い。
…
松田優作の圧倒的な迫力はもちろん、周りを固める役者たちの演技もすごくよかった。
抽象的なシーンが非常に多くて、ラストも難解だし僕にはあまり理解できなかった。でもエンターテイメントとして楽しめないかっ…
人間の異常性を垣間見れるのが映画の醍醐味のひとつ。
そういうのって基本的には恐怖するものなんですけど、度を越してると、もはや愉快なんですよね。
「凶悪」におけるリリー・フランキーと同様、「野獣死すべ…
松田優作の怪演はいわずもがなですが、若かりし頃の鹿賀丈史の熱のこもった狂犬のようなチンピラっぷりが素晴らしく、優作の静かでほとんど表情を変えない狂気との絶妙なコントラストをなしています。80年代の角…
>>続きを読むKADOKAWA