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愛の流刑地のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

愛の流刑地(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

アマプラにしっかりあるではないか。選者スタッフに特撮評の手練れがいるのだろうか。それともただ単にエロ意図だけなのか。リバーズエッジなんかもあったり。あなどれない。勘違いなのか意図的なのか。長谷川京子だが。まるで怪奇大作戦ミステリーファイルのSRI女所長をえんじようとしているとしかおもえない。あの原田美枝子でも苦戦しているのに。沢口靖子ならともかく。それほどに変に特撮ヒロインヒロインしようとしている。その過剰オーラは山本リンダなど往年のライダーガールズたちのライダーシリーズでのあの一連のヤリスギトンデモ演技に一直線でつうじていて痛々しくも楽しい。刑事たちもとても法廷劇でのとはいえないやっすい東映戦隊ヒーロー演技だし。しかしそんな予定調和の正義側に比べ悪の側は安定した重厚なベテラン東宝特撮演技で素晴らしい。豊川悦司寺島しのぶ陣内孝則三谷昇そして津川雅彦。寺島しのぶはセックスアンドロイドだし。トヨエツなどはもはや博士然として岸田森の域。やはり東福寺でであう。カセットテープレコーダー。一眼レフカメラ。CRTディスプレイ。科学犯罪者か。梅棹忠夫系変態ライフハッカー定年カメラ族か。かのようにエキセントリックにメカ小道具をつかいこなしている。この映画はエロ物でも法廷物でもない。ハセキョーがカセットをオープンにダビングしSRIばりに検証どころか研究プロファイリングしているシーンをみよ。まさに異常東宝伝統のスパイグッズフェチな情報アイテム偏愛映画。
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