なんち

MAMAのなんちのネタバレレビュー・内容・結末

MAMA(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラー初心者向けのあんま怖くないホラー

ホラー映画にしては珍しく、幽霊の存在を否定せず、誰よりも早く真相に気づく相当有能な精神科医が出てきてすごい。
有能なのに夜中に1人で森に入ってしまう。
主人公が活躍できないから仕方ないね。可哀想。
でも医者が死んだらあの家の所有権どうなるんですかね。
行方不明扱いだろうからしばらくは住めそうだね。

ママが生前からクリーチャー顔で生きてても死んでても大差ないからもう少しキレイにして欲しかった。
ママが怖さゼロすぎてハートフル家族物語になってるんよ。

産まれてすぐあの環境に置かれた妹の方と、両親の記憶がある姉で適応の差がいい感じに描かれていて良い。
動物に育てられた子供の話を参考にしてるのかな。

アナベルの性格が好感持てるし、ラストも私的にはハッピーエンドなので後味も良くてさくって見れて良い。

夜にわさわさでてくるクリーチャーよりも、真っ昼間の真っ暗な小屋の中で子供見つける時の方が怖いよなー。
子役の演技すごい。
虫食ってる子供の方がよほど狂気を感じる。
人間なのにあまりに別な常識で生きていて意思疎通できない不気味さを感じるのに、手握ったらあったかくて普通の子供みたいな反応するとことかいいよね。

最後ママに遺体を渡しても、魂は天国にいてるから魂のある妹の声に反応しちゃうのキリスト教的宗教観感じちゃうわね。
なんち

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