母親の子供に対する狂った愛情を扱ったホラー作品。
ギレルモ・デル・トロが製作で関わっており、味付け程度にダークファンタジー色もあって気軽に楽しく観られた。
『呪術廻戦0』のリカちゃんや『バーバリアン』を思い出させる怪異を演じるのはハビエル・ボテット。
マルファン症候群の影響で特徴的な容姿をしており、今作のようなホラー作品に怪異役で引っ張りだこ。
(ラフマニノフやパガニーニもマルファン症候群だったと聞くけどほんとかな)
日本の妖怪“けうけげん”よろしくモジャモジャと地を這い、無数の黒い蛾を躰から生み出すグロテスクなモンスターが不気味でなかなか良いです。
ショートヘアでパンクファッションという希少なジェシカ・チャステインが観られるのもポイント。