モリノ

MAMAのモリノのネタバレレビュー・内容・結末

MAMA(2013年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

無理心中の父親、うわあーっと思ったところで幽霊に殺。不穏なチャイルド・アート。5年後、姪たちを発見。狼に育てられたみたいになってる。幽霊=狼? 姪想いのルーカスと、子供嫌いのアナベルのカップル。都合展開により同居することに。勝手についてきたママ。ママとリリーの戯れるシーン、怖くて面白い。ルーカスが負傷。アナベル、嫌々ながら暮らす。暮らすうちに母性が。これはステレオタイプの母像に対する、とりあえずの反転か。母性の濫用のような気もする。少しずつママの正体が判明していく、どうやら悲しい背景があるよう。博士が死亡。ママがお怒りになり、大叔母が死亡。どういう攻撃? みんな一人で行動しがち。姪たちが連れ去られ、件の崖へ。亡くなったママの実子の遺体を返還する。正常さが戻り、ありがとう、とでもいって終わりかと思いきや、リリーの呼びかけでふたたび怨霊化、遺骨ぶん投げ。あんまり見たことない。結局、これはアナベルの物語ではなく、ヴィクトリアとリリーの物語なのか。よく陰になって、顔が映らなくなるのが不安。眼鏡をかけて、現実を目の当たりにしたヴィクトリアは、ママのママではない側面を知った。リリーはママについた。人外との愛情、という点において、総指揮のギレルモがちらつく。綺麗な蛾が飛んできて、リリー? はさすがに。このくらいがちょうどいいけども、ホラーは。
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