菩薩

少女娼婦 けものみちの菩薩のレビュー・感想・評価

少女娼婦 けものみち(1980年製作の映画)
3.3
内田裕也は「食う、ヤル、仕事」だそうだ、一方俺は「食う、寝る、仕事」である。

…(´;Д;`)


小林旭の「自動車ショー歌」に乗り颯爽と御登場の裕也さん、この曲を聴くと完璧あの後部座席及び天パー界のカリスマの顔が浮かんでしまうもので困る。少女の中に潜めき蠢く娼婦性、どちらのものかすら分からぬ子を宿しながらもひたすら情事にふける。男の足の裏を刺し、そこに脱ぎたてのパンティを当てがい、血塗れの包丁でキャベツをぶった切る。母の乳首を無我夢中で噛むシーンが猛烈にエモいが、彼女が求めていたのは「父親」であったのか。電話してんのにハメられちゃう文化の元祖はどこなんだろか。カモメが翔んだ、カモメが翔んだ、あなたは一人で生きられるのね。
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