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フリークス(怪物團/神の子ら)のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
▪️JPTitle :「怪物団 フリークス」
ORTitle:「Freaks」
▪️First Release Year : 1932
▪️JP Release Date : 1932/11/24
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-143 再鑑賞
🕰Running Time : 64分
▪️Director : トッド・ブラウニング
▪️Writer : ウィリス・ゴールドベック、レオン・ゴードン、エドガー・アラン・ウールフ
▪️MusicD : メリット・B・ガースタッド
▪️Cast : ウォーレス・フォード、リーラ・ハイアムス、オルガ・バクラノヴァ、ロスコー・エイツ
▪️Review
映像を正視できない自分と、正視しなければいけないと思う自分との葛藤、何が差別で、何が差別ではないのか、そんな事がわからなくなるほど鮮烈な映像の作品です。公開当時から世界中に一大センセーションを巻き起こした作品で、実際の奇形者や障害者が出演していて、その人達を題名のとおり『怪物』『フリークス』として扱うそんな作品をどう受け止めて良いかとても混乱しながら鑑賞していました。
本作、『魔人ドラキュラ』のトッド・ブラウニング監督が、サーカスを舞台に裏切りと報復の世界を描いた作品です。シャム双生児のデイジー&ヴァイオレットのヒルトン姉妹や、足のないジョニー・エック、その他小頭症の人物などが出演しています。この映画はあまりに衝撃的とのことで、イギリスでは30年間公開されなかった、そんな作品です。ブラウニング監督も本作を発端として仕事に恵まれず、彼のキャリアを閉じることになったんですね。
さらに元々は90分の作品が、非常に残虐で衝撃的な作品とみなされ様々なシーンがカットされた結果、64分に短縮され、現在はそのバージョンしか残っていないようです。
後年は映画としての再評価がなされてるようですが、それでも観るのに勇気のいる作品ですであることは間違いありません。。。

物語は。。。
邪心のある空中ブランコ乗りの女性が、財産を目当てにサーカスの見世物である小人と結婚しめす。だがそれが、同じように「変わった」姿をしたサーカスの仲間たちに知られ、復讐されていきます。。。

▪️Overview (映画. comより)
トッド・ロビンの原作から「アナベル情事」「狂へる銀翼」のレオン・ゴードン、「赤熱の抱擁」のウィリス・ゴールドベックが共同脚色及び台詞執筆、なおエドガー・アレン・ウルフ、アル・ボースバーグが台詞を付加し「ザンジバルの西」「魔人ドラキュラ」のトッド・ブラウニングが監督した映画で主なる主演者は「蜃気楼の女」のウォーレス・フォード、「脱走兵」「パリの魔人」のリーラ・ハイアムス、「腕はたしかか」のオルガ・バクラノヴァ、「チャンプ(1931)」のロスコー・エイツ、「大海の底」のヘンリー・ヴィクター、「三人」にも出たことのあるハリー・アールス、及びデイジー・アールスその他の奇形児などでカメラ担当は「青空狂騒曲」「運命の兄弟」のメリット・B・ガースタ ッドである。
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