TAK44マグナム

Give and Go - ギブアンドゴー -のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

3.0
短評です。


橋本愛のデビュー作。
当時13歳の橋本愛の、紛うことなき美少女ぶり。それを堪能できる作品。
 

香川県でミニバスチームに入っていた夏希は耳が聞こえない障害を抱えていたことから実力がありながらもレギュラーメンバーを外されてしまいます。
悔しさから自暴自棄になりかけていた時、足の故障で療養中のプロ・バスケット選手であるケニーと出会った夏希は、彼の提案で新しいチームを作ることになるのでしたが・・・


うーん、ファンタジー!
なにがっていうと、夏の間にちょっと練習しただけで県下のトップチームと互角の試合が出来てしまうんですね(汗)
さすがにそれは無い。
これでは懐かしのとんでもアニメ「アパッチ野球軍」と変わらない。
だって、経験者は2人だけで、あとは寄せ集めだし、練習中に将棋さしてばかりいたんですよ?
いくらやる気になったって言ったって、いかんせん時間が足りないよ!

でも良いんです。
橋本愛が可愛ければそれだけでOK。
気の強い役がらなので笑顔は少ないんですけれど、橋本愛の魅力ってキリッとした表情にあると思っているので、こんな頃から既に「橋本愛」として完成していたんだな、と思うと感慨深い。
透明感と野性味が同居した、険しい笑顔がステキ。
ロリコンの気はないですけれど、こんな女子が小学校の同級生だったら優しくして友達になりたいけれどね。
ほんと、ガキな男子ってバカだねぇ。
唯一残念だったのは中学生の場面がラストだけなので制服姿がほんの少ししか見られなかったこと。
まぁ、それは「告白」や「桐島、部活やめるってよ」を観れば良いんだけれども。

しかし、おデブ君の無敵シャツが気になったし、横暴な敵の監督は夏希のお父さんを「先輩!」と尊敬している風だったのに娘に理不尽なことしていたのは何でなのか。
もしかして裏では「いつまでも先輩風吹かしているんじゃねえよ!いまは俺様が監督なんだよ!文句あっか?!」などと悪態ついていたのかもしれない。
あの監督ならあり得るなぁ〜。
それに対してどこまでも良い人なケニー。
10年後の、夏希とケニーのラブストーリーを観てみたい。

とりあえず皆さん演技が危ういですが、それが香川ののんびりとしたロケーションにはピッタリにも感じられました。
因みにWikipediaの情報によると、お友達役の斎藤亜美はスイーツコンセルジュの資格に史上最年少で合格した逸材みたいですよ〜。


アマゾンプライムビデオにて