出来心から過ちを犯し、前科を背負うことになった中年の息子。末期の脳腫瘍と宣告された初老の母。出所後行くあてのない息子は、1人暮らしの母の家に身を寄せることになった。
母は尊厳死に自らの終を委ねる覚…
末期のがんに侵され「尊厳死」を望んだ母親が「あなたの人生は幸せでした?」という介在人の問いかけに言葉を詰まらせるシーンに息を呑んだ。いずれやってくる死の瞬間に訪れる究極の問いかけ。何のために生きるの…
>>続きを読む刑務所帰りの元トラック運転手のアラン(ヴァンサン・ランドン)は仲が良くない母親イヴェット(エレーヌ・ヴァンサン)の家で世話になる。
トラックの仕事にも就けず、母親とも喧嘩が絶えないアラン。
ある日、…
[母の身終い]
フランス映画です。
こちら、尊厳死、テーマの1つです。
でも、母と息子の親子関係、がメインテーマだと、ボクは思います。
脳腫瘍を患い、尊厳死、での死を決断する年老いた母と、顔をあ…
究極の選択を決心した母親と息子の絆を描いた人間ドラマ。尊厳死がテーマ、結末は考えさせられます。「生きている」と「生かされている」の違いは何か?自分で考え、自分で行動する、だから人は生きていると感じら…
>>続きを読む脳腫瘍を患い治療の施しようもない年老いた母、イヴェットは誰に相談するでもなく尊厳死を選ぶ。
静かに準備を進めていく彼女。意思確認の席で「あなたの人生は幸せなものでしたか?」と問われ答えられない母の…