尊厳死という事について。
同じ病気、同じ病状、同じ苦痛や気持ちがわからなければ、決して理解出来ないと思う。
自分は覚悟が出来て、それを望んだとしても、家族がそれを受け入れてくれるかはわからない。
ただ、この映画や他の尊厳死を描いた映画やドキュメンタリーを見ると、
簡単に今の苦痛から逃れたいというだけで尊厳死を選んだのではない。
大切な人が苦しむのをずっとそばで寄り添っていたり、
自分が耐えがたい痛みを耐え続けた時、
深く考えるかも知れない。
ただ、私は凛としていたい。
この母の様に、自分を見据えていたいと強く思う。
選ぶ道は違っても。