結論、255分はしんどくない
前半パート、地元が映りすぎて自己投影不可避
中原街道から丸子橋に向かうノーカットの会話劇の間に夜が朝になるという、贅沢すぎる映像体験
副都心線直通前の東横線渋谷駅がエモすぎる
2011年という時代をあまりにリアルに切り取っていて他人事とは思えない生々しさがあった
靴下を脱がすシーンは寝ても覚めてもでもあった
前半最後からの劇中劇、もうこれを実験したかったとしか思えないクオリティ
前半の俳優たちの脆弱さ、不確実さはなんというミスリードか
ミスリードで言うともう一つ、2011年2月から確実に東日本大震災を挟んでくると思わせて完全にフィクションに持っていかれる驚き
これ255分である意味あるんですか、などと言う愚問はもはや出てくるまい
2024年13本目