ysm

親密さのysmのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
4.8
言葉とは。
濱口竜介の映画は自分の中の深い場所にあるものを言語化して引きずり出してくれる。
その場をぶち壊す事で何が生まれるか?
個人的な思いのメモ
言葉はそこかしこに落ちてる…自分の考えではないというくだり
自分も作品を作る時、意識して頭で考えてる事を描いても大したものにはならず、パッと頭に浮かんだイメージ(降りてきた!とか言ってる)をなるべく無加工で出力すると良いと思えるものができ、そのため自分でも自分の描いてるものの理屈がよく分からんという事があるが、それに近い?話をしていて興味深かった。散歩してるとよく降りてくるし
あと、作中で言ってるような誰でも言える当たり前の正しい事言って何か立派な気になってる奴とか被害者というポジションになりたがってる事に無自覚な奴に冷水を浴びせたくなる。実際に冷水を浴びせたらどうなるか想像するし時々実行してしまうが、これは内からの暴力なのか外からの暴力なのか?
ysm

ysm