マック

親密さのマックのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
4.2
退屈だった色んな場面や台詞が帰り道に不思議と反芻され、心を温める。選択肢を前にして、顛末がどうあれ、選んだものがより良いものなのだと心底そう思う。だからこそ真剣に悩んで苦しんで選ぶ。今には今しかない。
夜から拾ってくる、もちょっと分かる。創作は自分から出てくるものではない。タイミングの良いときに世界からたまたま見つけたものを綺麗にして梱包するに過ぎない。人それ自体から製造されるものではない。探すのが上手いとか、探すのを頑張っているだけだ。当然こんなに難しいことはないが、こんなに面白いこともない。
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