【2度目の鑑賞】2021年6月
初見時よりも、ずっとせまってきた。心の中でずっと泣いていた。わたしはこの映画に動揺しないヒトにはやくなりたい。この映画に心を動かされないヒトになりたい。自分事じゃ な…
── 「親密さ」の台詞は、その単調な反復性にもかかわらず、聴覚に、たえず変容せよと語りかけてくる ──
何の変哲もない台詞でさえ、台詞のドリー効果とでもいうべき、その反復のうちに、しかるべき文脈にお…
自分の心の深いところで絡まったものをゆくっり解いてくれるような作品だった。エンドロールの後、自分の形を上手く保てない感覚になり座席から立つことが出来なかった。間違いなく自分の人生の中で大切な一本にな…
>>続きを読む退屈だった色んな場面や台詞が帰り道に不思議と反芻され、心を温める。選択肢を前にして、顛末がどうあれ、選んだものがより良いものなのだと心底そう思う。だからこそ真剣に悩んで苦しんで選ぶ。今には今しかない…
>>続きを読む何故かずっと見たいと思っていた作品。255分は自宅ではちゃんと見れないと思ってたら、映画館で見る機会が出来たので見れた。
二部構成で途中休憩あり。前半は劇団の稽古?が主体で、最後の夜中から朝まで延々…
記録
正直、自分がどういう感情を抱いているのかよく分からない。好きなところもあるし、嫌いなところもある。それと同じように、良いところも悪いところもあると思う。それを全部含めて、この作品自体が人間み…
濱口作品を全部観だわけでないのでテキトーに言ってます。この作品は監督の試みてきた演出手法の効果を全体的に確かめる試験的要素を持った作品だったのではないかと思う。前半は濱口マジックがあまりかからなかっ…
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