鎌谷ミキ

ばしゃ馬さんとビッグマウスの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

4.8
麻生久美子さんの新たな代表作!私はそう感じました。挫折しても、這い上がる。そんな馬淵がカッコ悪くったって、充分人間として魅力的なんですもの。夢に一直線な人生を送ったことがなくても、挫折したことのある人間の苦悩がわかりやすく、そしてゆっくりと諭すふりをして刺してくる…私が本作で流した涙は、悔し涙なのか、なんなのか…説明できない感情が押し寄せてきました。後、馬淵が脚本を書くために取材しようとした、職業の現実を見せられるシーンは、いろいろと思うことがありました(福祉経験者なので)監督も、セオリーに則って取材されたのでしょうかね。その監督の脚本に参りました!
鎌谷ミキ

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