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女っ気なしのntmのネタバレレビュー・内容・結末

女っ気なし(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジュリエットが純粋にシルヴァンに惹かれていったように見えて(バカンスのマジックだとしても)、スッキリしなくて考えてたけど、母ばかりがもてはやされるつまらなさとかいつまでも母が女でいることによる不在感とかそんな母へのあてつけとか私は違う相手を選ぶっていう意思表示とかシルヴァンなら受け入れてくれるだろうという打算とかが想像できた(もちろんシルヴァンの優しさや人柄に惹かれた部分も少なからずあるのだろうけど)。母は母で真剣になることを恐れて別に望んでない相手に流され(娘によると選ばれた男の方が負け犬)、一方でもてはやされることで安心してる側面もあるように感じた。シルヴァンはもう見ての通りで、みんなそれぞれ恋愛偏差値の低さ(孤独感)を抱えてる…。バカンスの高揚感と切なさ、刹那的な出会いと別れ。
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