タツベイ

女っ気なしのタツベイのレビュー・感想・評価

女っ気なし(2011年製作の映画)
4.4
オルトでのバカンス。
母娘と貸出荘の管理人の出会い。
少しずつ近づく距離と
どこか遠く感じる心。
バカンスの終わりが近づくにつれて
複雑な心が揺れ動く。

和歌山の映画祭にて。
前日譚「遭難者」を抜いて初ギヨームブラック。
これすごく好きでした。
バカンスを通じて揺れる3人の心が
音楽、景色、色彩に表現されてる感じ。
バカンスなのに派手さがなく
田舎のリゾート感が心地よかった。
会話からユーモアも感じられる。
主人公のキャラクターと配役がピッタリ。
フランス映画は久しぶりやけど
これくらいの短さととっつきやすいのがいい。
ギヨームブラック大注目になりました。
最後のジュリエットの行動、考えさせられるなあ。
タツベイ

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