スペースシャトルでの船外作業中、人工衛星の破片による衝突事故により、宇宙空間に投げ出された2人の宇宙飛行士が、孤独と絶望の中、地球生還を目指すSF作品。
何も無い宇宙空間において、次々と起こるハプニングにより、常にハラハラさせられる作品。宇宙遊泳シーンをはじめとする映像はアトラクション的な体験ができるものでした。登場人物も少なくストーリー自体はいたってシンプルなので、宇宙の美しさ＆おそろしさが際立っています。観終わったときに、良い意味で疲れます笑
7割くらい主人公ライアン（サンドラ・ブロック）の一人演技が続きますが、彼女のひとつひとつの演技が美しいです。ISSにたどり着いて宇宙服を脱ぐシーンや、ラストの重力を感じさせるシーンは、とても印象的で素晴らしかったです。
90分と、最近の映画にしては短めですが、最初から最後までハラハラしっぱなしの、アトラクション映画でした。
