このレビューはネタバレを含みます
絶望と奇跡の90分。
ある程度俯瞰して観ないと怖すぎる。
苦しいし寒いし熱いし恐ろしい。。
自分なら初期の初期に諦めそう。
途中で再会したのが幻だと分かったときは爆泣き。
あの別れは辛すぎる。。
酸素ないのに無駄話多くてハラハラ。
空気、灯り、火、水、空、ぜんぶの恐ろしさや尊さを実感した。
ここは居心地いい。傷つけるものは何もない。でも生きる意味はあるか?
生きて地球に帰るんだ。
現実には、地球には、傷つけてくるものも逃げたい現実も鬱陶しい人間関係も考えたくない仕事も山ほどあるけど、それが生きる醍醐味なんだよなぁと思わされる。
空気があってふかふかのベッドがあって、食べ物飲み物があって安全で、あと何を求めてるんだろう。
結果がどうであれ最高の旅だったと言える人生にしたいなぁ。
現実逃避したくて観ると現実から逃避しすぎてしまって恐ろしい擬似体験をするけど、現実に帰ってきたくなるからおすすめ。。