まるみ

ゼロ・グラビティのまるみのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
1.5
強がりかもしれんが娘の死に方を「バカな死に方」となじったり、危機的状況に対して「クソ」と汚い言葉を使ったりする主人公が全然好きになれなかったな…。
あと、生き残った2人が男と女、という、性別が対立的な構造になっていたからか、困難な状況に"冷静に対処する賢い男"と、"感情的に混乱する馬鹿な女"のように見え、同性として「主人公よ、もっとちゃんとしてくれ」と思うと同時に、女が馬鹿に見えるような構図を作り上げた監督にも少々の不快感を感じてしまった(言っておくが、私はフェミニストでもなんでもない。むしろ、昨今の「女性が虐げられている」的な論には、どちらかというと否定的な方である)。
…というわけで、宇宙すごい云々の前に、腹立ちが勝ってしまい、評価は低めです。さーせん。