今更ゼロ・グラビティ
これは本当に3Dでみなかったことを後悔しますね…
まさかこれほどまで『視覚』で楽しませる映画とは…
3Dでみて完成する作品ではないでしょうか
近い年代で同じように宇宙の怖さが知れる作品は「インター・ステラー」や「オデッセイ」がありますが
こちらは純粋に宇宙空間だけの怖さを知ることができます
「インター・ステラー」や「オデッセイ」は
宇宙というより惑星の怖さが強く、逃げる恐怖を感じる作品でした
「ゼロ・グラビティ」は
無重力で踏ん張り体制を整えることもできなければ真空なので音も伝わらないなど
どうしようもない恐怖、精神的な恐怖など宇宙空間ならではの恐怖を感じる作品でしたね
聴覚演出もあるせいか
作中何度も深呼吸をしてしまうほど息苦しさが伝わってきました
ストーリーに対してはかなり単調だと感じました
まぁこれに至っては自分的にプラスな面であり
無駄というか余計なストーリーが入ってないのでとても観やすいですし、宇宙空間の怖さや美しさが荒むこともなかったです
そういったストーリーは本編はなく約7分のスピンオフとして別に作られてるのにはとても素晴らしいと思いましたね
映像はやはり、テレビや口コミで散々言われていた通りかなり綺麗でしたね
宇宙という暗闇がバックなので惑星やステーションといった色のあるものが、より綺麗に際立ちます
だからこその恐怖も然り
デブリなどの恐怖をより感じるために3Dでみるのが良いのでしょうが
自分はこの綺麗に魅せられた宇宙空間を3Dでみたかったですねー…
