くますけ

ハルのくますけのレビュー・感想・評価

ハル(2013年製作の映画)
2.3
木皿泉脚本。
やはり木皿泉さんの脚本は実写でこそ活きるように思う。
日常に生まれた落ちたファンタジーみたいのを生身の人間で演じて、喋る、からこそ世界があったかく感じるのであって。

ファンタジーの世界でファンタジーをやってもなんか当たり前みたいになって薄まってしまう。
上手く言えないけど。

彩りがとても美しかったのと、京都の街がよかったのと、
ラストの展開を観て、気づいたら真綿にくるまれていたことに胸が熱くなった。
でもそこのとこももう少ししみじみ分からせて欲しかったなぁ。
くますけ

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