【第23回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞】
ミケランジェロの生涯を追っていくドキュメンタリー。
ドキュメンタリーというよりは教育ビデオみたい。ミケランジェロの生涯をナレーションで説明しつつ、彼自身の作品や同時代の作品を映していくだけというシンプルな構成。
美術史をやっている自分は「まあ知っていることばっかだなー」と思っていたが、作品を眺めていくだけで満足はできたかな。
白黒映像だと彫刻がまるで本物のようにみえる、という発見があった。それだけミケランジェロの彫刻には肉体的リアルさがあるということだろう。
ドキュメンタリーと呼べるか、というと微妙だけど、アート好きなら退屈はしないかな。