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グランド・イリュージョンのNのネタバレレビュー・内容・結末

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

催眠術強すぎないか…笑

それぞれ得意分野の違うプロのマジシャン達が犯行を企てるって設定だけでオーシャンズ11のようにワクワクさせてくれる。

見返してて思ったが、得意分野を使って活躍してたのはメンタリストのメリットとアクション鍵開け要員のジャックだった。
というか催眠術が強すぎ便利すぎ問題。

アトラスのジェシーアイゼンバークの早口好き。
最初のマジックでは予想したトランプ当てられたのには驚き。
ウディハレルソンの皮肉屋な感じも良かった。
ヘンリーは?
アイラフィッシャーが可愛いからいいんだよ!笑

四人とも良いキャラしてたけど、基本追う側のディラン視点で物語が進むのでそこまでキャラが深掘りされなかったのは少し残念。

マークラファロが銭形警部のような空回りキャラしてるな、と思ってたら最後はおいしいところを持っていきやがる。
フォーホースメンに目を奪われて、ディラン視点の話を意識せず見ていると最後は騙されてしまう。
マジックのミスディレクションを踏まえた脚本は秀逸。

ただ、その弊害か重要であるはずのシュライクの話が小出しにされたせいで、個人的には最後の獄中での種明かしでそこまでピンとこなかったり、ディランとローズがいつの間にかいい雰囲気だして最後くっついてたりと若干説明不足感がしなくもない。

それでもまるで魔法のように見える派手な演出や、マジックを使ったアクションシーンやカーチェイスと見る側を飽きさせずに楽しませてくれる。
ピンチの際に火かき棒よりもトランプを武器として選ぶジャックの余裕が素敵。

1回目はマジックの派手さを楽しみつつどんでん返しに驚かされ、2回目はあぁこういうことだったのねと裏を知った上で楽しめる映画。

2024 277
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