諒将

タイニー・ファニチャーの諒将のレビュー・感想・評価

タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)
3.7
「大卒インテリニート、実家に帰って自分探し」的な描き方かと思っていたら違った。たしかにモラトリアム人間だけど、母親の日記を見つけたあたりから、母と娘の親子の話。妹への嫉妬や、男に利用されたりでぐちゃぐちゃになる。

母親は自分が必要だから、家を出ることに罪悪感をいだくというのは、「願い」なのかな。

主人公は、しっかりメイクして服を着て出かけるよりも下着姿で家でごろごろしてる方が不思議と生き生きして映った。

ベッドから締め出されたところがつらい
諒将

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