ピンフまんがん

刺青 匂ひ月のごとくのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

刺青 匂ひ月のごとく(2009年製作の映画)
1.5
この監督さん、実は名前からして三島由紀夫の身内かとマジメに思っていた。しかし単に父親が三島由紀夫が好きだったからつけられた名前とのこと。とはいえ、この人はこの後にはメジャーな邦画も多くあり日本のメジャーな映画監督の一人。そんな方のデビュー作であり、そして『黒歴史』でもある!?この作品。いろいろ言いたいことはあるけどいいや。そして本作品は何度も映画化されている作品でもあります。本人にとってはある種の「実験映画」的発想だったのかもしれない。現代、刺青の考え方って変わってきている。日本では古くから「ヤクザ」の代理として扱われてきたが海外に行くとみんな刺青をしていて、日本でもそんなに珍しい光景ではなくなった現代において、あんまこういうのは響かないような気がする。あとはダンスかな。これも今の若者は猫も杓子もみ~んなダンスやっててさらにそんな動画も簡単に見ることが出来るような時代において、こういうことから現代感覚での官能映画としてはキツイなと思わざるを得ない。