開幕2分で噴飯ものと分かっていながら観るのをやめたら負けな気がして………
密かに焦がれる官能の象徴がソシアルのラテンとクリムトなのも短絡的でクソダサい。
絵でアップになるのが胸と股間なのにも幻滅。刺青のエロスはそうじゃないだろ。
ソシアルのこと詳しくないけど音楽もなんか雑じゃないです?あらゆる点からしてもタンゴのがよかったと思うのだがそこは流石にあからさまで気が引けたのだろうか……
珠緒は悪かないが合ってはおらず、ほか皆、何より姉妹に挟まれる夫の演技がとても下手なのが辛い。手芸の方ですね。
踊りも普通にド素人なんだよな…………
彫る行為のエロスにしても、単純に性行為の代替としてしまうような描写が浅はか。
時たま入る肌のうねりは痛そうでとても良いだけに残念。
現代物としては衛生環境も気になってしまう。
あといちばん重要なとこ、何をその身に彫るか、を予め見せられ選択してしまうのはもう別の話になってしまうくらいの出来事で、拉致昏睡暴行の否定は素晴らしいが話としても映画の焦らしとしてもバランスとってほしかった。
肝心のラストダンスもまた滑稽で悲しい。
わざわざ脱ぐのもボディビルかってポージングも。原作の生きているような女郎蜘蛛を意識してだろうが全然効果出ておらず、刺青がだめだと彫り師は三流、女は勘違い馬鹿で話が死ぬ。鳳凰の案は良い。
えっMACのリップでそんなツヤでるの!?