原題は『The Company You Keep』というようで
こっちの方がしっくりいくような感じでした。
物語の下地になった“ウェザーマン”・・・
1960年代後半から、ベトナム戦争反対を主張して
アメリカで活動した実在の過激派組織で、
その活動は、政府組織の爆破を繰り返すなどして
激しいものだったようで、
元々ミシガン大学で結成されたこともあり
ベトナム戦争反戦活動に夢中だった
当時のアメリカ人大学生たちにとって
30年もの長い年月を経て、
彼らにとっても映画の中にとどまらず、
世の中の移り変わりと自身の人生をかえりみて懐かしんでいる
人達もいるんじゃないかって思わされる映画です。
日本でも学生運動って激しい組織の、ありましたよね~
連合赤軍のメンバーが逮捕とかって昔のニュース
私はよく知らないけど耳に聞こえてくるそういうのと
似てるのかな~って思い出しました。
ロバート・レッドフォード始め、元メンバーや友人たちが
みな老いても渋くて魅力あるけどシニア感満載で
そこに、現在と繋げてくれるのが若き地方新聞記者を演じる
『トランスフォーマー』に出てた”シャイアラブーフ”。
事件の真相究明をしょうと
孤軍奮闘する熱い演技が良かったです!!
名前をかえ、別人として弁護士をして生きていた主人公が
幼い娘の為に自分の潔白を証明しようと
元メンバーであり銀行襲撃事件の犯人である元恋人を
探してとうとう接触できたのに
逃げ続ける意志を示した元恋人を逃がそうとするのはなぜ?
って思ったよ。
ベトナム戦争反対で、人がわけもなく殺されることに
憤りを感じるというのでできた組織が
銀行襲撃事件ではなにも悪くない相手を死なせてしまっているのに。
過激派組織ってもののことは
やっぱ、よくわかんないや。
私はただ、”シャイアラブーフ”さんの若き新聞記者が
ほんとは自首しようとしてたのに捕まってしまった元
メンバーの女性と面会して話を聴く場面が
印象に残ったデス。