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ジーア/悲劇のスーパーモデルのnodoubtのレビュー・感想・評価

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※記録用です。

70年代から80年代にかけて活躍し、26歳の若さでこの世を去った実在のスーパーモデル、ジア・キャランジを、アンジェリーナ・ジョリーが演じたTV映画。
10代でフィラデルフィアからニューヨークへ乗り込んだジアは、その美貌と奔放でワイルドな魅力で一気にトップ・モデルとなり、金も名声も欲しかったものは全て手に入れた。
しかし売れれば売れるほどその心は満たされず、彼女はドラッグへと溺れていく…。

今でこそ(当時)世界中から養子をとったりボランティアに目覚めたりと、人格者で落ち着いた印象のアンジーだが、ほんの数年前まではワイルドで過激な発言と奇行が目立つ、かなりイっちゃってる女優さんだったんですよね。
この作品を観ていてそんなことを思い出してしまいました。

そんなアンジーのオールヌードやレズ・シーンが話題の本作ですが、ここで彼女が見せるジアの“怒り”や“悲しみ”“孤独感”といった演技は素晴らしく、ゴールデングローブ賞主演女優賞獲得も納得です。

ただ内容はというと話は別で、とにかくこのワガママで自分勝手、いつまでたってもドラッグを止められない主人公に全く感情移入出来ない(やっと更正できたとたんのエイズ宣告は可哀相だけど)、その母親も自分勝手でクソ!所詮モデルは使い捨てみたいな業界もクソ!あーっっ! !

※15年以上前の感想です。
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