rico

赫い髪の女のricoのレビュー・感想・評価

赫い髪の女(1979年製作の映画)
3.9
あれ?クマさんにしては劇中ずっと絡んでるし、しかもいつもよりきちんと絡んでるなあと思い、中盤まではふーん、と思っていたのですが、中盤以降の神代節はさすがでした。。。めっちゃ笑った。

毎度の事ながら湿度が高く、「雨だと仕事が休みになる」ため、海に近い上雨も降りっぱなしで、閉塞感マックスなんだけども、珍しく阿藤快カップルはその閉塞感から逃げ出している。(ご冥福お祈りします)

宮下順子を阿藤快が襲った時の「女の性」、それを見て逃げ出した先で見せる石橋蓮司の「男の性」を立て続けに見せられ、うへー、と思った後に続くクマさん的な演出(猥歌だか民謡を歌いながら、畳に落ちていた陰毛をなめて鏡に貼り付けるとか)の嵐に、完全にノックアウトされました。
久々に心の底から神代辰巳って面白いわーって思いました。
rico

rico