緑

赫い髪の女の緑のネタバレレビュー・内容・結末

赫い髪の女(1979年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
荒井晴彦脚本なので鑑賞。
こういう作品を経て「火口のふたり」に
繋がっていくのかという地続き感あり。

三谷昇受難作品(褒めてる)

石橋蓮司は大好きな役者のひとりなれど
今まで色気を感じたことがなかったのだが、
本作で手と腕が良い!と初めて思った。

社長の娘(処女)をふたり掛かりでレイプ。
孕んだ娘が先に犯した男といい仲に。
石橋は別で拾った宮下順子と同棲し始め、
俺の女も一緒に犯したのだから
宮下とやらせろと迫られ、
嫌だけど差し出す。
ここで宮下をやらせちゃうのは
男性ならではの感覚な気がする。

赫い髪といっても赤みの強い明るい茶髪。
自然光の使い方が特にうまく
宮下の髪を印象的に観せていた。
すえた匂いが立ち込めていそうな
石橋の部屋の作り込みもよかった。
緑