さくらえび

赫い髪の女のさくらえびのネタバレレビュー・内容・結末

赫い髪の女(1979年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

日活ロマンポルノ。
なかなかハードな性の相関図が描かれる。

トラック乗りの光造と孝夫はある日、社長の娘の和子を輪姦す。若い和子は最初に処女を奪った孝夫に惚れる(惚れるという表現は違う気もする)。
一方、光造は道で赫い髪の女を拾う。肉欲の中で徐々に情を深めお互いに依存しあう二人。そんな中、孝夫は光造にお前の女を抱かせろと言ってくる。
孝夫がそんなことを言い出したのは、俺の女はお前に抱かれたことがあるのにお前の女は俺に抱かれていないと言う嫉妬からか。
そんな感じの粗筋。

正直、分からないし理解できないことも多い。しかし、ロマンポルノと言う制約と自由の中で男女間の一つの真実を写しているのかもしれない。
それはしょうもないプライドだったり嫉妬だったり、悲しみの中でも消えることのない本能的な肉欲だったり。