Arara

あの頃、君を追いかけたのAraraのレビュー・感想・評価

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)
4.0
前半思っていた以上におふざけモード全開だったが、そんなシーンが続く中でふと見せる、男の子の女の子に対する真摯な姿や、それに対する女の子とのやりとりが、この作品の魅力なんだなぁと気づけた。

あんなふざけてばかりいるのに、教科書忘れちゃった時、貸してくれ方スマート過ぎでしょ、と思った。
あれは女の子みんな好きになると思う。

大泣きしててハンカチじゃ足りなくなっちゃった時、自分の着ていたTシャツ脱いでまで貸してくれるのもイケメン過ぎた。

約束通り髪型変えてきてくれた相手に対して、自分は負けていないのにポニーテールで来たの、女の子の素直じゃない可愛らしさにキュンキュンした。

ご飯代使っちゃってまでも付き合ってもいない片思いの相手に毎日電話しちゃうの微笑まし過ぎた。

終始男の子のやってること空振りすぎて、何考えてるのかわからな過ぎたが、それが最後に効いていて、それも良かった。

主人公の好きになる女の子、エクボも素敵ですっごく可愛かった。
wiki見ると年齢間違っているんじゃ?と思うほど主人公役の俳優さんと年齢差あるようだが、違和感ゼロだった。

エンディング好き嫌い分かれてしまうかもしれないが、自分のことこんなにも思ってくれている相手を大事にしようと思う女の子と、自分の大切な相手だから1番の幸せを願う男の子の気持ちが重なって、すごく幸せな気持ちになる。

「謝謝你喜歡我」すっごく可愛いセリフだった。
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