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インタビュー・ウィズ・シリアルキラーのseahawkのレビュー・感想・評価

3.6
かの有名な実在の連続殺人鬼、テッド・バンディ。
知名度はジェフリー・ダーマーやエド・ゲインなどと同じくらい?
あのレクター博士をはじめとして数多くのフィクションの連続殺人鬼がこの人に着想を得ている。

バンティとも面識があるFBI心理分析捜査官ロバート・K・レスラーが著書で引用したニーチェの
「怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。深淵をのぞきこむとき、その深淵もこちらを見つめているのだ」
ということばの意味をかみしめながら見るとこの映画はかなり興味深い。

事実に基づいてる分無駄に怖がらせたりといことはないが、背筋がゾーッ。

当然気分のよい映画ではないので怖いものがダメな人、逆に派手なスリルを楽しみにしたい人には物足りないだろうと思うので、お勧めできません。
心理戦のクライマックスは迫力あり。

【2008年にSNSに投稿したレビューより】
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