最初、予備知識なしで観たので、残酷シーンのあるホラーかとビクビクしながら鑑賞。
ところが、意外にも人間ドラマの様相で、殺人シーンなどはあまりなく、見入ってしまった。鑑賞後、また観たくなり再見。
やっぱり感動!
根底に流れる救済のぬくもりが嬉しい。
前半の異様な緊迫感もなかなかのもの!
荒涼たる枯木立、恐怖に怯える表情、
乾いた発砲音、
荒れ果てた小屋、
壊れた古い無線機、
淡々と重ねることで圧縮された不安感がもりあがる。
上手いなぁ……!
少人数、省舞台装置で、センスのいい舞台劇にもなりそう。
蜘蛛の糸的恩寵でしょうか。
よくできた《みしらぬ場所》でありました。
しかれど邦題には違和感あり!
原題「ENTERNOWHEHE」が意味深でよい。
何も知らずに観るのが一番楽しめますね!
ポスターなどでネタバレしてるのは、集客上、仕方ないとはいえ、効果半減。
もったいない
それにしても銃社会は怖い!
言葉が通じないって怖い!
つくづく思わされた成り行きでしたね…