囚人13号

そして光ありきの囚人13号のレビュー・感想・評価

そして光ありき(1989年製作の映画)
4.5
登録忘れ。謎めいた首の縫合と蘇生に映画の奇跡を見る。
ルノワールというよりフラハティを思わせる民族的な美学へ介入してくる文明が彼らの生活を脅かし、争いの種であった(この空間には不相応な)タイヤはひとりでに転がってあるべき場所へと戻っていくが、風習を忘れた民どもは洋服を着て神様像を売り捌く等価交換の現代社会に適応してしまうという皮肉。イオセリアーニこそ映画史最初期の環境レイシズム提唱者では
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