月の寵児たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 11ページ目

『月の寵児たち』に投稿された感想・評価

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sashaice

sashaiceの感想・評価

4.0

オタールイオセリアーニ映画祭②
人間は平等とは言わないが階級や秩序、抑圧の無益さを華麗に描く不穏と無秩序に満ちた不条理コメディー✨旧ソ連出身監督ならではの思考の断片が見て取れる。とにかく乱雑、無作為…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0

【押すなよ、絶対に押すなよ】
2023年上半期のビッグイベントとしてオタール・イオセリアーニ全作品特集がある。本特集には、私が10年間探し求めていた『そして光ありき』もあり泣きながら、CINEMAS…

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pherim

pherimの感想・評価

3.7

絵描きと娼婦、泥棒と警官、美容師とテロを企む音楽教師、銃砲店主と暗殺者。

ソ連下の母国ジョージアで上映禁止が続いたオタール・イオセリアーニの亡命後初監督作。活気と不穏さに充ちたパリの群像描写が抑圧…

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[] 70点

1984年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。オタール・イオセリアーニ特集上映配給のビターズ・エンド様よりご厚意で試写を観せていただく。オタール・イオセリアーニ長編六作目。ダルメシ…

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moon

moonの感想・評価

3.6

職人が1枚1枚手書きで絵を付けた皿も、画家が時間をかけて書いた絵画も、後世に受け継がれていくのはごく一部で、だいたいが無教養な人々の手に渡って杜撰に扱われる。そんな顛末が描かれていて切なくなるも、ゴ…

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緻密に計算されたタペストリーの様な作品である。
オタール・イオセリアーニ。

本作はジョージア国からパリへ移住したイオセリアーニの海外制作長編第一作となる。
主人公となる人物がころころと変わり、一見…

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どぅ

どぅの感想・評価

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早まって別のタイトルに書いてました涙
同じレビューですが改めて!

これまた面白いイオセリアーニによる群像劇。
マチューアマルリック映画デビュー作ということでわっかい!!

邦題「月の寵児たち」
イオセリアーニのフランス亡命後最初の監督作品。まずタイトルがカッコいいですね。
この人は過激さを日常にとけこまして描くのが本当にうまい。テロリズムや盗賊団がさらっとユーモラスに…

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