繋がりそうで繋がらなかったり、一瞬の接点だけでその後二度と関わりなかったり… みたいな登場人物それぞれの日々の悲喜交々を映し出す群像劇。
人生に意味なんて無い。
それと同じようにアートにだって意…
これは素晴らしい。アングラ社会の生態系(と言うほど大それたものでもないのだが)を、これ以上ないくらいに魅力的に描き出している。
18世紀の画家が描いた絵画や絵皿が、人から人へと文字通り形を変えな…
現代のパリの狂騒を冷ややかにスケッチしてその昔の皿づくりの職人仕事を慈しむイオセリアーニは結局パリに居場所を見いだせなかった人なんだろうなと思う。皿は犬に割られてゴミ箱に捨てられてしまった。あの頃に…
>>続きを読むイオセリアーニらしい佳作。物を契機にした法則のないバトンタッチの連なり。たまたまなにかのモノの所有者になった誰かさんが誰かさんとある通りでしかじかについて話している。なにかが起こりどこかへ消えていく…
>>続きを読む冒頭の皿が割れて新しい皿が作られる様子を通して破壊や人の死から新たな人間や物が製作されループするように日常が続いていくことを示唆していく演出が見事。ただ全体的に日常での人の営みと主人公たちテロリスト…
>>続きを読む■オタール・イオセリアーニ映画祭〜🎬■
祖国で作品の上映中止や公開禁止の処分を受けてきたイオセリアーニが、1979年に活動の拠点をフランスのパリに移してから初めての長編作品〜🇫🇷
1…