クルーゲの映画の面白さは頭をフル回転させないといけないところにあるな〜Öffentlichkeit und Erfahrungとクルーゲの論文読みつつ理論理解しようとしても実際に観ないとはじまらないじゃん…ってことでやっと観ました…
人々の「生の連関」を包摂する「普遍的な社会的経験の地平」の回復のための取り組みだとしてみると、取り上げられがちなクルーゲのインターメディア性とモンタージュに加えて、作品の物語部分への着目も大事な気がする。
アニタがさすらうこと=アニタの思考の流動性。移動しとどまったその場所で変化するアニタの思考。まだまだわからない部分が多いので、クルーゲの作品にひとつの回答を与えることがここ数年の目標ですね〜
クルーゲの姉(妹?)、若干アンナ・カリーナみたいだな。DVD冒頭のAn Vertovが好きかも。